部屋の掃除をしていたら、懐かしい写真が出てきました。
それは、私が中学3年の頃の写真で、思い出作りに、一人で北海道に旅行に行った時のものでした。その頃の私は、一人で行動することが多く、この時もそうでした。一人の方が気楽だし、自由が利くからです。
事の発端は、両親の一言から始まりました。
「中学生活の思い出に、どこか遠くへ旅行してこいや」と。
どうせ遠いなら、北海道か沖縄やな~、と思い、予算と日数の都合で北海道に決定。早速北海道の本と時刻表を買ってきて、調べることに。もちろん両親の手伝いなどありません。最初から最後まで自分でする。これが小さい頃からの鉄則でした(笑)
福井県の敦賀から小樽までフェリーで行き、札幌を経由して最北端の稚内へ。次はずっと下り、洞爺湖、昭和新山、新冠と1泊ずつして、再び札幌へ。更に函館へ行き、寝台列車で東京へ。これがルートでした。
次はユースホステルの予約です。ユースホステルとはご存知の方も多いと思いますが、旅行者が安く泊まれるホテル、または旅館で、部屋は相部屋。つまり、全く知らない人と一緒に寝ることにもなりますが、これが旅の醍醐味だと私は思います。

稚内から日本最北端の宗谷岬にも行きました。稚内のユースホステルで知り合った方と、簡単なツアーに参加し、カーリングやジェットスキーも体験しました。また旭川から稚内の電車からの景色は最高!片側は海。水平線に沈む夕日に、反対側は広大な大地。この時たまたま聞いていた曲が鮮明に覚えており、今でもこの曲を耳にすると、この光景を思い出します。
昭和新山では、煙の出ている山の麓の旅館。新冠は一面の雪景色の中にポツンとあるロッジみたいな所に。
時には泊まる客が私一人の時もありました。数人の時もありました。夜中に知り合った人とコッソリホテルを抜け出し、夜中中、線路を歩いたりもしました。
そうそう、寝台列車も体験。なんかVIPになった気分で乗っていたので全然寝れず、寝不足で東京に着いたのを覚えています。
フェリーの船酔いで、それを見ていた隣のおっさんが優しくしてくれた事。札幌で迷っていたら、もちろん知らないおっさんが道を教えてくれた上、途中の駅まで付き合ってくれた事。旭川では帰宅途中の学生と意気投合し、盛り上がった事。函館で料理屋のおばちゃんが、海鮮丼を大盛りにサービスしてくれた事。予算を考えず、あまりお土産を買えなかったりした事。

なんでも一人で、何があっても一人で、もちろん手を差し伸べてくれたりしてくれる方はいてますが、最後は自分自身の決断と行動です。それを改めて感じた中学3年最後の冬休みでした。