実家から、昨日帰って来ました。
いてる間、暇を見つけてはバチを持ってひたすら叩いてました。
今回もまた父からのアドバイスで、奏法を少し変えそれをずっと工夫しながらやっているのですが・・・。
言っても仕方がありませんが、本当に難しい!
といっても、簡単な事など一つもありませんが・・・。
でも、それが面白いし、楽しい!!
どうしたらそういう手になるか?どうしたらもっとバチ先に重さが行くか?この音の違いはなんや??等など、上げだしたらキリがありませんが、今回新たに色々発見したのです。
それを一発一発、確かめながら、工夫しながら、練習してました。
もちろんそう簡単には出来ませんが、出来ないから夢中になってしまいます。
当たり前ですが、出来るようになりたいからです。

しかし、このように思わない人もいています。
私のチームのメンバーにも、奏法を変える度に、または身体の使い方など教えたりしましたが、誰一人真剣にやろうとしませんでした。
なぜか?
難しいからです。判らないからです。
判らない事は、やらない。
しかし、単純な事は、やる。
本当に好きならば、本当にやりたいのならば、本当に突き進みたいのならば、なんでもやるハズです。
私のチームでは、曲を叩くなど簡単なので、とくに言いませんが、それらを鳴らす音が大事だと、うるさく言います。曲は与えられたモノなので、覚えればいいという単純作業ですが、音となるとこれは自分の問題になります。身体の使い方の問題です。だから、こうしたらいいとか、こういう風にバチを持つねん、とか言いますが、いざやってみても、もちろんスグには出来ません。となると、しないのです。
「なんでやねん!!すぐ出来るわけないやろ!」

話は飛びますが、巷には「誰でも出来る!」「誰でも簡単!!」「誰でもスグ!!」みたいなキャッチコピーが溢れていますが、私なりに解釈すれば「アホでも出来る」という風に聞こえます。
そんな事など、簡単にできた所で喜びも楽しみも、やりがいも何もないのでは?と思うのですが・・・。
簡単=自分の知っている範囲、と私は思います、だから、それしかやらないと言う事は、一向に成長しない、ということになります。そんな事はやっても意味が無いし、教えてもらう意味がないと、思うのですが???

難しい、スグ出来ないことをやるから、成長し色々学ぶんだと私は考えます。自分を成長させたいから取り組むし、それが難しいほど楽しいし、やりがいがあるのではないでしょうか。