本当に久しぶりに野外で叩いたのだが、叩きながら、ふと大阪にいた頃、大阪城公園で稽古したのを思い出した。
今日は「太鼓は力では音は鳴らない」という事を改めて再認識した舞台だった。
私以外、4人のメンバーを引き連れて行ったが、舞台ではまるっきり音が鳴ってなかった。鳴らないのは本人達も気づいているから、力む。するとますます音が鳴らない。
さらに、足を踏ん張る、腰を落とすといった、太鼓の音を鳴らさない為の要素満載の姿勢になる。
また、腕だけで叩いているので、すぐ疲れる。グリップが強いから、音がドライブしない。
そして太鼓奏者は、よく筋トレをしているが、それは完全に間違っていると思わせてくれた舞台だった。
腕立てや懸垂など、意味が無い。
もちろん、その行為自体、自分の趣味なら良いが、それをして太鼓の音が鳴ると思っているのなら、太鼓職人に失礼だ。
絶対に鳴らない。断言出来る。
太鼓は何より音だ。鳴らなきゃ誰も聞かないし、相手に届かない。
その為には、ちゃんとした身体の使い方が必要なのだ。
スタイルとかどうでもよい。取り敢えず楽器の音を鳴らしてみよう。