今回の福島でのイベントは、大震災の復興支援及び鎮魂を予ての演奏でした。
場所は相馬市にある涼ヶ岡八幡神社。
とても由緒あるお寺で、来年には日本の重要文化財に指定されるであろう神社です。
広大な敷地の中には、樹齢800年の夫婦杉、桜並木の参道、立派な門や鳥居があり、奥には圧巻の拝殿。
こんな場所で出来る喜びと、みなさまに満足して頂けるだろうか?という不安が入り交じっていましたが、こちらの想像以上の盛り上がりでした!
土曜の夜と日曜のお昼の2回演奏でしたが、1曲ごとに割れんばかりの拍手も頂き、ラストはアンコールもさせて頂きました。2回とも見に来て下さった方もおられ、大成功だったのではと思います。
帰り準備の際、号泣しているご年配の方を発見しました。
「どうされました?」と聞くと、「演奏にとても感動したので、涙が止まりません。私の知人は、家は流され、殆ど亡くなりました。ですからこの鎮魂の演奏がとても素晴らしかったので、少しでも友人達に届いてくれればと思いました。いや、届いているはずです。本当に有り難うございました。」と深々とお礼をされ去って行かれました。
私は目頭が熱くなりました。私たちの演奏で感動して頂き、また元気になってもらえて、本当に来て見てもらえて良かったと、改めて感じました。
他にも「また来て下さい!」「何か機会があれば呼びたいと思うのですが、よいですか?」等嬉しいお言葉を沢山、沢山頂きました!
食事も、お腹がはち切れるのでは?という位の量が出て来たり、腰を抜かす程美味しい料理ばかりで、「ここは桃源郷か?」メンバーと話していたくらいです。
本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

また今回は、ガイガーカウンターを持って行き、自分の目で放射線量を確かめようと。
結果、もちろん場所にもよりますが、相馬市は通常の数値でした。埼玉や東京と同じ0・10マイクロシーベルトでした。風評被害の多い福島ですが、このように普通に大丈夫な所もあるのです。
政府は、キッチリ対応すべきだと、改めて感じた今回のイベントでした。

また福島に行きます!必ず行きます!
頑張れ福島!!