おじさん、おもむろに名刺を差し出してきました。


「あのー、クリーニング代とか出しますので、何かありましたらこちらまで連絡下さい」



最初はね、一瞬キレそうになって怒鳴りつけてやろうオーラを出しましたが、別にただの事故。
そんなんで怒っても仕方ないので、


「いえいえ、気にせんとって下さい!もういいじゃないですか」




いやー、10年前の僕からしたら考えられん(笑)





…冗談抜きで、別に怒っても起きてしまった事は仕方ないし、もうどうでもいい(笑)





そんな事より気になる事を質問。





「これは何をしてる会社ですか?」




どうやら、製薬会社みたいで、その方は癌の治療に使う薬を作っているとの事。




お、これは…




で、聞かれてもないのに


「僕、和太鼓やってるんです」
って、いきなりアピール(笑)




「え?和太鼓ですか?」


食いついてきた!




すると思いもよらぬ逆質問


「秋ヶ○公園ってご存知ですか?」







…なにーーーー!







こんな上空何万メートル?で、僕が稽古で利用施設の裏にある公園の名前を聞くとは!!



「めっちゃ知ってます!そこでもよく稽古してました」




みたいなところから、話が盛り上がる盛り上がる!




そして、太鼓演奏の話、さらには医療関係への進出など話をし、向こうも興味津々。



大人数にワークショップ出来ますか?
演奏して頂くのに幾らでしょうか?


みたいな、食い込んだ事まで話をしました。



最後に、太鼓教室の話も。


「僕は太鼓を教えて稼ぎたいなんて思ってません。みんなに太鼓の楽しさを知ってもらいたい、楽しんでもらいたい、だけでやってるんです」

「会費も殆ど取ってません。月謝制でもありません」


「え?でもそれって経営的に…」


「経営的にはダメでしょうね(笑)会費取った方が良いし、月謝制の方が確実にその月の収入として入るし。」


「でもね、仕事忙しくなったりして行けない、疲れて行けない、用事で急遽行けない、なんてあるでしょ?
そんな時、月謝制だったら行かなきゃ勿体無いって思いません?しかし、そしてそれがだんだん億劫になってきたりしません?」



「わかります」



「僕もそれが嫌なんで、単発制にしてるんです。やりたい時にやればいいし、辞めたかったら辞めたらいいし。復活したかったら復活したらいいし。」



「もし良かったら、一回叩きに来ませんか?」

「やってみたいです!楽しそうですね!」

「絶対面白いですよ!」


「なんか、コーヒーこぼして申し訳ないので、こんな事を言うのもなんですが、こうやって出会えて良かったです」と。


「僕もです!コーヒーは笑い話にしましょう!そのおかげで出会えたんですから!」



結果、ハッピーエンド(笑)



依頼が来るとかレッスンに来るとか別として、なんか熱く楽しいフライトになったので、心がホッコリしました。


こんな出会いもあるんやなーと思いながら、お別れ。






そして、最後まで気にかけてくれたJALのCAさん、本当にありがとうございました!










…あのCAさん見た事あるねんなー。

東京〜福岡の便によく乗ってるんかもしれん。


今度見かけたら声かけてみよ!



終わり