メンバーが聞いて来ました。


「リーダーは太鼓を目の前にしていない時、例えば電車とかお風呂とかバイトとか諸々…そんな時どんな稽古していましたか?」

  




良いですよね、こう言う質問。




僕らの様な職業の人は、楽器が必要になります。

でも太鼓が目の前にある時だけが稽古では無いんですよね。

当たり前ですけど。




じゃあ太鼓無かったら何もやらんのかよ!って話になるわけで(笑)




たしかに実際問題、太鼓が無かったら叩けません。



でも、常に太鼓があるとは限らないし、太鼓が叩ける環境にいない時もあるし。



そして実際はそっちの時間の方が長かったりしますよね。



僕も同じです。



四六時中太鼓には触れていない。





じゃあ稽古出来ないやん?






まず結論から言うと、そう思う人は絶対に上手くなりません。




稽古なんていくらでも出来ます。





ちなみに、叩くだけが稽古じゃ無いんですよね。


逆に言うと、叩いてても稽古になってない人もいてるんですから。


それは太鼓に限らずです。





じゃあ、手でパタパタ叩いて練習するの?




そんな事しません、僕は(笑)




それは太鼓がある時に嫌という程やるので、無い時にこそ出来る事を見つけてやるんです。



音楽聴くのも良いし、身体の使い方の稽古するのもいいし。





…でも思うんです。




本当に好きなら、本当にやりたいなら、四六時中考えるやろうって。




そうですよね?




勉強が好きなら、ずっとやってますよね?

自分で問題作ったりとか(笑)



電車が好きなら、写真撮ったりするけど、それ以外では資料集めたりしますよね?






そうならないと言うことは、

もしかしたらそこまで好きでは無いのかもしれないし、いや好きだけどその時だけ楽しみたいっていう好きかも知れないし。





それは人それぞれなので分かりませんが、



でも、夢中になる時って時間も忘れて没頭しません?





僕だと太鼓なんです。



もちろん、教室で習う「好き」を否定してるのではありもせん。




僕は好きが高じて仕事にしたから、という意味です。







まだ太鼓で食べれない時は、ずっとバイトしてましたが、ずっと太鼓の事を考えて、今出来る稽古方法を独自で編み出したりして…。



だって好きなんですもん!

そして食べて行かなくてはならないんですもん!



太鼓やりたいんです。

上手くなりたいんです。

食べていける様になりたい。



でも目の前に太鼓無い。




だから他に出来る事を稽古するんです。



それが実るかなんて分かりません。

でも、やらないより進歩はします。


シックリ来なかったら、別のやり方を考えてやります。




そのメンバーは、つねに稽古をし上達してます。


しかし、当たり前ですが足らないところがある。


それは技術では無い。


それは伝えました。

「もう次のステージに行かなあかんで」



そして色々考えて試行錯誤して、

だから、僕に聞いて来たのかも知れません。




そのメンバーには、僕がやって来た事を伝えました。



それが良いか悪いかは別です。


そして、それをやるかやらないかも関係ありません。




でも、彼女はこれからもっと伸びるでしょう。




音の変化が聞けるのは10年後かな?




芸事ってそれくらいのスパンなんです。


だからずっと出来るし終わりが無いんですよね。







だから、楽しいんです!