4月12日に大阪で父の古希ドラムコンサートがあり、2部で共演させていただきました。
舞台袖で見ていた舞台監督、そして昔から僕を知っている方や、現在生徒として通ってくれている方から、「一輝さん、小さい子供みたいに楽しそうだった!」という言葉をいただきました。
正直、父と共演は楽しかった。
腕が動かなくなったけど、本当に「楽しい」という言葉以外見つからないくらい楽しかった。
自衛隊を24歳で退職し、現在41歳。
17年間、チームを率いて各地で演奏したり、色んな方と共演させてもらったりしたけど、こんな風に感じたことは一度も無かったんです。
もちろん、これまでどれもこれも楽しいけど、父と共演のはちょっと質が違う。
ただのタイコバトルではなくて、ただの叩き合いでもなくて、ただの音合わせでも無くて…。
自分で言うのもなんですが、これは世界中見渡しても何処にも無いモノかもしれません。
即興だけど適当にやってる訳ではないし、即興だけどお互い勝手にやってるのでも無い。
今のデジタル音だけの世界には無い、本当の生の音がここにあります。
父と共演。
これだけ聞けば、ただの親子の仲良し演奏会ともとれるかも知れません。
でも、そうじゃない。
観客は声を出し、涙し、息が出来なくなり、身体が勝手に動き出し、叫び、そして笑い…。
様々な感情を持ち、それを素直に演者にぶつける。
こんなのただの演奏会じゃ起こりません(笑)
父だから凄い、とかではなくて、1人の奏者として尊敬している日野晃。
71歳のぶっ叩き。
まだやるのか?まだ叩くのか?まだ行くのか?どこまで行くのか?
そんなドラムソロです。
そんなの見たら、自分なんてちっぽけなもんです。クソです。
しょーもない事にアレコレ考えてる自分がどれだけみっともないか。
71歳がそこまでやるんです。
いてますか周りに?
その奏者と共演させてもらえる最後かもしれないチャンス。
この日は全力で立ち向かうと同時に、父と真剣に遊びます。
まだチケットあります。
現代を生きる最後のフリージャズドラマー日野晃を是非見に来て下さい。
■日時:6月1日(土)
昼夜2回公演
還暦のソロコンサートから10年。
古希になった身体は、より柔軟で自在になっている。その身体がぶっ壊れるほど叩きまくってやる。限界を越えて!71歳という今を! 日野晃
■会場:新宿 LUMINE 0 ルミネ ゼロ NEWoMan新宿
(新宿バスターミナル5階)NEWoMan Shinjuku 5F
●昼公演
11:30 受付開始/整理券配布
12:30 開場
13:00 開演
●夜公演
15:30 受付開始/整理券配布
16:30 開場
17:00 開演
■料金:全席自由
大人
前売り7.000円/当日8.000円
高校生以下
前売り3.500円/当日4.000円
※未就学児のお子様は保護者の膝の上に限り無料です。
■Real'71 記念パーティ券
大人3.000円 高校生以下1.500円
■Real'71 記念パーティ・コンサートセット券
大人9.000円 高校生以下4.500円
(夜公演とその後のパーティがセットになったお得なチケットです。但し前売りのみとなります)
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