2004年、日本人で初めてウクライナ全土ツアーをして、翌年くらいにこれまた初めて動画編集ソフトを使って作ったPV?(笑)
※どなたかアップしてくれてた!
この歓声や指笛は実際はもっと大きくて、毎回スタンディングオベーションをいただき、毎回ダブルカーテンコール、いやトリプルとか(笑)
この話はまた別の時にします。
いやーこの時は大変だった(笑)
ちなみに冒頭の映像は、大阪・難波でのストリートパフォーマンスの様子。
この頃は頻繁にここで演奏していたので、ちょっとした有名人(ファンも沢山できた!)でした。
演奏したら凄まじい人だかりができて、バスもタクシーも止めてしまって大渋滞を起こさせたことも(笑)
で、今はもうないですが映画館が隣にあり、「映画館の中まで音が響くからやめて!」と苦情が来たり、「隣町から苦情が来た」と警察に注意を受けたり、まあガンガンやってました。
野外で稽古
20年近く遡ってみます。
この頃(2002年〜2004年)、稽古はもっぱら外で大阪城公園が僕らのホーム。
ここは地下鉄の大阪ビジネスパーク駅がすぐ近くの場所
※曲は「2フィンガー」 のちに「融合」と改名

※写真左 初期メンバーの平田
写真右 一輝
↓男3名で、誰が一番高く飛べるかゲームという無駄な遊び(笑)

※僅差で一輝の勝ち! 写真左は2期生の吉村

※こちらも僅差で一輝の勝ち!
こちらは森ノ宮駅から大阪城公園に入った入口付近

※写真中央の女性は、初期メンバーの高野

この頃はとにかく外でひたすら稽古でした。
もちろん苦情も来ましたが、その都度対応しながら続けてました。
なぜ野外稽古?
僕は「少人数で大人数に勝る音とアンサンブル」を目指していたので、1人で10人分のボリュームは必須でした。
そして他と同じやり方で稽古してても負けるので、もっと違うやり方をしないとダメ。
じゃあどうしたらいいか?
結論は野外。
メリット
- 常に誰か(通行人)に見られているから「人に見られる」という稽古が出来る
- 色んな人と出会える
- カンパ頂ける
- 音がスコーンと空に抜けるから、太鼓を鳴らす稽古になる
- うっかりしてると駐禁切られる!(メンバーの分も被ったので免停になった笑)
- 雨の時は出来ない
メリット1〜3は、常に通行人に見られる状態で稽古するということは、毎回本番の意識で稽古ができるし、ダラけた姿や、だらしない格好するとチームの名前が落ちるからそんな事は出来ないという緊張感の中でできるので、これだけでも室内稽古の何百倍も質が上がるし、運が良ければカンパまで頂けるので野外最高です!
次に4です。
野外だと、ガンガン叩いても空に音が抜けるので全然響かない。
響かないから、叩いた気がしないんですね。上空に抜けるので無力さを感じます(笑)
だから、さらにガンガン叩く。それを繰り返す。
ちなみに、力で叩いても太鼓は鳴らなりませんが、とにかくぶっ叩く稽古をひたすらしました。
そうして太鼓の鳴らし方を体に染み込ませていったんです。
これ、狭い室内だとこうもいかないんです。
室内は多少叩いても響くので「叩いた気」になるんです。
これが良くない。
そこがステージなら良いですが、もっともっと大きな会場や野外だと音が聞こえなくなります。
大人数だと、1人1人の戦力が低くても人数で誤魔化せますが、少人数だとそうは行かない。
そういう意味でも外は叩くのは効果があると思いました。
そして、あとは苦情です。
これが良い物差しになるんです。
稽古してたらパトカーがやってきて「隣町の〇〇ってとこから苦情が出てるから、控えるように!」って注意を受けるんですけど、「あそこまで届いたか!よっしゃ!!」って僕の中ではガッツポーズでした。
※だからデメリットには入ってない
野外はレベルアップの近道
この
常に人に見られる環境
音が上空に抜ける野外
が、メキメキと上達させてくれたのでこのやり方は間違ってなかったなと。
あ、あと、メンタルは強くなる!!
最初は少し恥ずかしかったし「苦情きたらどうしよう」「怒られたらどうしよう」と思ったのですが、いざやってみるとそんな事気にしてるのがアホらしいくらい楽しいんです。
また、演奏してても誰も見てくれない時は「今日は何かあかんなあ」ってなるのですが、それでもやり続けるのでそのうち気にしなくなります。
この点も室内では味わえない環境なので、レベルアップさせてくれる効果はあります!
結果、野外稽古はおすすめです!!
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コメント
コメント一覧 (2)
記事も懐かしい話ですね。