書きながら「あー、こんなんあったな」という出来事を思い出したので、2つ程話したいと思います。
らしさって何や?
僕が2年生の時に超強力なコーチが来てくれて、3年生になっても継続してくれたのですが、一部の部員はそのコーチの指導の仕方や、僕がコーチに熱を上げてること、そして日本一の高校の練習方法を参考にしてることに不満を持っていました。
ある日同級生2人がやって来て
「なんかや、うち"らしく"ないよな」
と言ってきました。
「なにが言いたいんや?」
向こうの言い分は
『うちの高校には、うちのやり方があって代々受け継がれてきた。
それなのに、いきなり他所からコーチが来てやり方が変わり、さらに部長は日本一の高校に感化されて練習方法も雰囲気も変えて行った。
なので、うち"らしさ"が無くなる。』
という事でした。
…意味わからん(笑)
僕は、
「うち"らしさ"って何?ダラダラする事か?目的もなく練習する事か?そんなんやから今まで負けてたんちゃうん?そんな意味のない"らしさ"なんてクソ喰らえやろ」
と返答。
自分らしさ
〇〇らしさ
らしさって何やろ?
僕は
『"らしさ"とは、例えば部活でいえば全国常連校などの強者が使う言葉。
うちはこうだ!という確固たるモノがあり、主張するものがある、だから"らしさ"という言葉が使われるのであって、僕らみたいな弱者にはそれが無いのに"らしさ"もクソも無い。
さもそれが目の前にあるかの様な言い方をするけど、そこには実態は無い。
ただの妄想だ。
その言葉に逃げてるだけだ。』
と思いました。
のんびり部活をやりたい人は、そういう所に入ったらいい。
辞めたきゃ辞めろ。やりたい人だけ残れ。
仲良しクラブとはオサラバしたい。
その2人は3年生になって早々に辞めましたが、僕やコーチのことが気に入らず文句を言いたかったんだと思います。
でもそのおかげで『〇〇らしさとは?』と考えるキッカケをくれたので、今思うと「ありがとう」です。
ちなみに…
僕たちが卒業した後の代は、うちのクラブ"らしさ"を取り戻したんでしょう。
キッチリ県大会で負けてました。
ちゃんちゃん♪

※高3の筆者(一番左 中央と右は2年生 よく連んでました)
誰が行くねん!
ある日、関西大会の稽古中にコーチから
「一輝、ほんまに全国狙ってるんか?」
と言われ
「もちろんです。そこしか見てません」
と返答したのですが、
「ほんまか?俺らにはそれが伝わって来ないで。話し合ってみ?」
(確かに。思い当たる節はある)
「3年集合!! ダッシュ!」
「お前ら全国行きたくないんか?」
その時、1人の子が信じられない事を言ったんです。
「ほんまに行けんの?」
一瞬空いた口が塞がらなかったのですが、そこは瞬間湯沸かし器の異名を持つ僕。
0.003秒でブチギレました。
「あほか!行くの誰や?俺らやろ。『行けんの?』じゃなくて『行く!』やろ!
なんで他力やねん!お前がそんなんやからパート部員がついて来ないんちゃうんか!」
「だって、去年負けたやん。ずっとやってる学校の方が上手いに決まってるし。私らこんなにやって勝てるか分からんやん」
「はあ!?何ぬかしてんねん!去年は去年、今年は今年や!
勝てるか負けるかやってもないのに言うな!勝ちたいから練習してるんやろ!負けたくないから練習してんねんやろ!
お前は何しにやってんねん!?」
毎日毎日、授業が終わってから遅くまで練習。
県大会終わって緊張の糸が切れたのか、
・まだやるのか?
・もうこれ以上やっても変わらないよ
そういう雰囲気はどことなくありました。
でもそれは言い換えると、『諦め』とも取れる。
今思い返すと、もしかしたら半分以上の部員は全国を目指してなかったと思います。
でも、まだ終わってない。
いや僕にとったら始まってもない。
しんどい。それはみんなしんどい。
それでもやらないと、少しでも負ける確率を減らさないと全国に行けない。
「みんなごめんやで。もう少しだけ僕の我儘に付き合ってください」
いよいよ関西大会へ。
続く
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らしさって何や?
僕が2年生の時に超強力なコーチが来てくれて、3年生になっても継続してくれたのですが、一部の部員はそのコーチの指導の仕方や、僕がコーチに熱を上げてること、そして日本一の高校の練習方法を参考にしてることに不満を持っていました。
ある日同級生2人がやって来て
「なんかや、うち"らしく"ないよな」
と言ってきました。
「なにが言いたいんや?」
向こうの言い分は
『うちの高校には、うちのやり方があって代々受け継がれてきた。
それなのに、いきなり他所からコーチが来てやり方が変わり、さらに部長は日本一の高校に感化されて練習方法も雰囲気も変えて行った。
なので、うち"らしさ"が無くなる。』
という事でした。
…意味わからん(笑)
僕は、
「うち"らしさ"って何?ダラダラする事か?目的もなく練習する事か?そんなんやから今まで負けてたんちゃうん?そんな意味のない"らしさ"なんてクソ喰らえやろ」
と返答。
自分らしさ
〇〇らしさ
らしさって何やろ?
僕は
『"らしさ"とは、例えば部活でいえば全国常連校などの強者が使う言葉。
うちはこうだ!という確固たるモノがあり、主張するものがある、だから"らしさ"という言葉が使われるのであって、僕らみたいな弱者にはそれが無いのに"らしさ"もクソも無い。
さもそれが目の前にあるかの様な言い方をするけど、そこには実態は無い。
ただの妄想だ。
その言葉に逃げてるだけだ。』
と思いました。
のんびり部活をやりたい人は、そういう所に入ったらいい。
辞めたきゃ辞めろ。やりたい人だけ残れ。
仲良しクラブとはオサラバしたい。
その2人は3年生になって早々に辞めましたが、僕やコーチのことが気に入らず文句を言いたかったんだと思います。
でもそのおかげで『〇〇らしさとは?』と考えるキッカケをくれたので、今思うと「ありがとう」です。
ちなみに…
僕たちが卒業した後の代は、うちのクラブ"らしさ"を取り戻したんでしょう。
キッチリ県大会で負けてました。
ちゃんちゃん♪

※高3の筆者(一番左 中央と右は2年生 よく連んでました)
誰が行くねん!
ある日、関西大会の稽古中にコーチから
「一輝、ほんまに全国狙ってるんか?」
と言われ
「もちろんです。そこしか見てません」
と返答したのですが、
「ほんまか?俺らにはそれが伝わって来ないで。話し合ってみ?」
(確かに。思い当たる節はある)
「3年集合!! ダッシュ!」
「お前ら全国行きたくないんか?」
その時、1人の子が信じられない事を言ったんです。
「ほんまに行けんの?」
一瞬空いた口が塞がらなかったのですが、そこは瞬間湯沸かし器の異名を持つ僕。
0.003秒でブチギレました。
「あほか!行くの誰や?俺らやろ。『行けんの?』じゃなくて『行く!』やろ!
なんで他力やねん!お前がそんなんやからパート部員がついて来ないんちゃうんか!」
「だって、去年負けたやん。ずっとやってる学校の方が上手いに決まってるし。私らこんなにやって勝てるか分からんやん」
「はあ!?何ぬかしてんねん!去年は去年、今年は今年や!
勝てるか負けるかやってもないのに言うな!勝ちたいから練習してるんやろ!負けたくないから練習してんねんやろ!
お前は何しにやってんねん!?」
毎日毎日、授業が終わってから遅くまで練習。
県大会終わって緊張の糸が切れたのか、
・まだやるのか?
・もうこれ以上やっても変わらないよ
そういう雰囲気はどことなくありました。
でもそれは言い換えると、『諦め』とも取れる。
今思い返すと、もしかしたら半分以上の部員は全国を目指してなかったと思います。
でも、まだ終わってない。
いや僕にとったら始まってもない。
しんどい。それはみんなしんどい。
それでもやらないと、少しでも負ける確率を減らさないと全国に行けない。
「みんなごめんやで。もう少しだけ僕の我儘に付き合ってください」
いよいよ関西大会へ。
続く
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